クラウドファンディングでバイクを買おうとした限界バイクOL(バイク女子)が炎上した理由

バイク女子が後ろ姿でSR400と一緒に写っている画像
今回炎上した「限界バイクOL」さん

今回はクラウドファンディングでバイク購入プロジェクトにて支援を呼びかけていた「限界バイクOL」さんが炎上した件について考察していきたいと思います。

限界バイクOLさんが立ち上げたプロジェクトはこちら

  • HONDA VTR1000Fの購入資金 60万
  • Araiのヘルメットの購入資金   10万

合計70万円のプロジェクトを立ち上げましたが、2023年3月1日時点では、このクラウドファンディングのプロジェクトは中止になっています。

プロジェクトは中止になっていますが、合計26,000円の支援が集まっていたようで、少なからず応援する人もいたようですね。

目次

クラウドファンディングの目的について

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

5月末のお誕生日にVTR1000F(黄色)を納車したくてこのプロジェクトを立ち上げました!

自分でお金を貯めて……と思っていたのですが、まさかのSR400の故障により先月8万円がとんでいきました💸💸💸

5月末となるとボーナスもまだ。バイク以外にもお金のかかる一人暮らしとOLの顔面。

甘えなのはわかっているのですが、どうしてもお力添えいただきたいです。

▼プロジェクトの内容

VTR1000Fの購入

▼プロジェクトの展望・ビジョン

VTR1000Fを納車した暁には毎週末ツーリングで遠出したいです!

ぜひ一緒にツーリングしましょう!

READYFOR クラファンページより

要するに、5月の誕生日までにVTR1000Fを納車したいけど、自前のSR400が故障して出費が痛いのでクラウドファンディングで募集を行っていたという訳です。

プロジェクトの内容やきっかけを見る限りでは、炎上するなんて考えてないのだろうと思うくらい軽いノリでプロジェクトを立ち上げをした感じが出ています。

クラウドファンディングのリターンはどのように考えていたのか?

限界バイクOLさんの場合は、資金を提供してもらったリターンとして5つのリターンを用意していたようです。

  • 3,000円の支援=感謝のメール
  • 5,000円の支援=購入したVTR1000Fの写真
  • 10,000円の支援 VTR1000FとOLのツーショット写真(顔非公開) 
  • 50,000円の支援 VTR1000FとOLのツーショット写真(顔公開)
  • 100,000円の支援 1日一緒に日帰りツーリング 
たVTR1000Fイエローカラーの画像
Wikipediaより VTR1000F 

クラウドファンディングにありがちな感謝のメールから1日ツーリングまで用意していたようです。

個人的な見解ですが、クラウドファンディングの目標資金が700,000円に対して、1つ1つのリターンがやや高めの設定になっているように思います。

限界バイクOLさんがなぜ炎上したのか?

Twitterでも色んな方がこのプロジェクトに対しての意見をツイートしています。

内容として否定的な物が多く、肯定的な物は少ないです。

ここからは私の見解を書いていきますので、あくまでも個人の考え方ということでご了承ください。

私の意見のとしては、今回のクラウドファンディングは「無し」と考えます。※ただし叩くつもりは無い

理由として、まずSR400の修理が8万かかってしまったから、新しくバイクを買うための資金をくださいというのはやはり甘えていると思います。

ローンにしろ、何にしろどうしても欲しければ自分での資金調達を行い、調達出来なければ収入があるまで待つなど対応をするべきと思います。

特に、自身の誕生日にボーナスが間に合わないから資金提供を呼び掛けるのは、この物価高のご時世でバイクを維持したり、ローンを組んで購入したりするバイク乗りの大衆感情からすると、あまり理解はされないと思われます。

また、バイク以外にも一人暮らしと顔面にお金がかかるということも理由に資金を募っていたようですが、私の個人的な考えだと、どうしてもVTR1000Fに乗りたいなら、SR400を手放して購入すれば良いのではないか?と感じます。

「バイク以外にも一人暮らしと顔面にお金がかかる」というのは誰でも一緒ですし、バイク(原付など通勤や通学、生活に使用するものは除く)という乗り物は生活に必ず必要ではありません。趣味・コレクションとしての贅沢品です。

バイク以外にも一人暮らしと顔面にお金がかかっているのであれば、増車することで燃料代や税金などの維持するコストも増えます。今後の生活を考えると正しい選択とは言えません。

もちろん限界バイクOLさんがお金に困っておらず、ただ単にバイクを資金提供で買おうと思っていたなら別ですが。

限界バイクOLさんが炎上したダメ押しの要因

クラウドファンディングでバイクを購入することに対して否定的な意見が多い中で、限界バイクOLさんが炎上をダメ押しした2つの要因を考えていきます。

まず1つ目が、「プロジェクト概要と集めた資金の使途」です。

限界バイクOLがVTR1000Fをお誕生日納車します🏍👩🏻‍💼予算は70万円です。ちゃっかりですがAraiのヘルメットも買わせてください。(内訳:バイク60万、ヘルメット:10万)

READYFOR クラファンページより

まず、VTR1000F単体で600,000円とは別に、Araiのヘルメット100,000円も購入したいと明記されています。

叩くつもりは無いのですが、このクラウドファンディング突っ込みどころが満載なんです。バイクのみならずヘルメットも購入したいという強欲さが今回の炎上をダメ押しした要因と考えます。

また、「ちゃっかりですがAraiのヘルメットも買わせてください。」という文章から察するに、100,000円のAraiのヘルメットを買うことに対しての「お金の使い方・考え方」が欠落していると考えます。うまく表現できませんが一番しっくり来る言葉は「何も考えていない」が当てはまるのではないでしょうか。

次に2つ目ですが、資金提供者に対するリターン内容です。

  • 3,000円の支援=感謝のメール
  • 5,000円の支援=購入したVTR1000Fの写真
  • 10,000円の支援 VTR1000FとOLのツーショット写真(顔非公開) 
  • 50,000円の支援 VTR1000FとOLのツーショット写真(顔公開)
  • 100,000円の支援 1日一緒に日帰りツーリング 

少し違った視点から考えると、限界バイクOLさんは超有名なインフルエンサーでもなければ、超有名YouTuberでもないため、Twitterのフォロワーくらいしか存在を知らない方なんです。

リターン内容を見ていくと、10,000円の支援 VTR1000FとOLのツーショット写真(顔非公開) と50,000円の支援 VTR1000FとOLのツーショット写真(顔公開)の2つを比べて、限界バイクOLさんの顔を見るために40,000円も追加支援が必要です。

言い方は悪いですが、男性向けに対しての資金提供アピールを狙ったものと思われても仕方が無いと思います。

また、1日一緒に日帰りツーリングに関しても、高額の100,000円という条件になっており、誤解をされそうなリターン内容と思います。

私の個人的な考えですが、もう一度言うと限界バイクOLさんは超有名なインフルエンサーでもなければ、超有名YouTuberでもないです。

顔も何もわからず後ろ姿しか知らない状態で、100,000円払って一緒にツーリング行きたいという気持ちになりません。

また、10,000円で知らないOLとバイクの写真を見たくないし、50,000円で知らないOLの顔とバイクの写真を見たくないです。それなら、家族に腹いっぱい焼肉でも食べさせてあげたい(泣)しかも3,000円で感謝のメールをもらったことが嫁にバレたら冷たい目で見られますよ。

限界バイクOLさん頑張れ!

今回のことで、限界バイクOLさんは炎上してしまいましたが、気を落とさずクラウドファンディング以外でVTR1000Fを購入してほしいです。

この限界バイクOLさんのクラウドファンディングページを見ているとアニマルカフェの移転に伴うプロジェクトに参加していたりするので、クラウドファンディングの定義とか利用指針みたいなものは理解していると思うんです。

本当に軽い気持ちで立ち上げただけかもしれないですし、海外では割と私利私欲のためにクラウドファンディングを使ったりするものです。

ただし、日本では特にオートバイの歴史は長く、「自分で購入や維持ができないやつはバイクに乗るな!」という風潮も多くあると思います。色んな意見がある中で、「一気にクラウドファンディングでバイクを買うのは悪」という大衆感情が爆発して拡散されてしまったと考えます。

例えば、CBX400FFなどの古い絶版車が倉庫に眠っていて、父の形見で放置されていたのを息子が発見。父の思いに触れたいとフルレストアを決意。クラウドファンディングでフルレストア費用の資金を募る。リターンとして、単車の貸し出しや写真撮影が出来、リターン終了後はどこかの施設に寄贈などであれば炎上しなかったのでしょうか。

また、私のYouTubeチャンネル「むげんのバイクブログ」では、様々な福岡県でのバイク情報をお届けしています。

ブログと合わせてチャンネル登録をしていただくとお楽しみいただけます。

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この記事を書いた人

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普段は塩対応すぎるライダーむげんを運営するモトブロガー
SUZUKI ジクサーSF250 トリトンメタリックブルーに乗ってます。
愛する妻と娘の3人暮らしです。

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