バイクの免許を取得する時は迷わず大型免許も取った方が良い理由

バイクの免許を取得する時に、中型免許または大型免許も同時に取得する選択肢に迷うことありますよね？

一見、自分が乗りたいバイクに合わせて取った方がいいのではないか？と思うのですが、私は、大型免許も同時に取得することをおすすめします。

それは何故か？

中型免許の運転区分としては、原付１種、原付二種、400ccまでの軽2輪バイクを運転できます。

大型免許の運転区分としては400cc以上の排気量のバイクを運転することが出来ます。

私も、中型免許を取得した時は、中型免許さえあれば十分じゃね？と自動車学校に申し込みした際に思っていました。実際に、その時には乗りたいバイクも決まっていなかったし、大型バイクに乗りたいとも思っていなかったからです。

今思えば呆れるくらい無頓着でしたが、バイクなんてどれも一緒で、アクセルを捻れば必要な量の加速をするし、要はルックスで乗りたいバイクを決めるんでしょ？と思っていました。

また、大型バイクを所有すると、もれなく車検が発生するし、お金がかかってしまうのではないかという疑念もありました。実際に自動車学校の教官も、中型免許で十分楽しめるからと無理に大型免許取得の勧誘はして来なかったのです。

実際に、自動車学校でも、CB400SFとビクスクに乗っただけだったため、申し込みをして入校初期～卒業まで、大型バイクの教習を受けている人はよっぽどバイクが好きで、乗りたい車種があるのだろうな。と全く大型バイクに対して興味はありませんでした。

自動車学校を卒業してから、自分のバイク探しに明け暮れる毎日で、多くのバイクショップに通いました。お目当てのバイクを購入し2か月程度乗った時に思ったのですが、人間とは慣れる生き物で、250ccバイクの加速では少し物足りなくなってきました。

その時に、無性に大型バイクに乗ってみたいという衝動にかられ、次の日には妻を説得し、卒業したばかりの自動車学校に大型免許取得の申し込みにウキウキしながら駆け込んだ自分がいました。

中型免許の教習では、CB400SFでしたが、大型免許の教習ではNC750での教習でした。教習者使用とは言え、車両重量が約30kg近く違い、どっしりとした風格の大型に跨ったときの最初の高揚感は今でも忘れていません。

何故、最初から取得していた方が良いかという理由ですが、何点かあります。

一つ目は、大型取得を最初から申し込みをした際の割引補助が教習所によってあるため、お得に取得できる。（ちなみに教習所の卒業生は割引を受けられるなどの場合もあるため一概に全て当てはまるわけではありません）

二つ目は、中型免許を取得してから、大型免許を取得するとなると、自動車学校に2度入校しなければならず、手続きや煩わしい入校式など一度に終えることが出来ます。最初からスケジューリング出来るため、卒業に向けた調整がしやすいということです。

三つ目は、大型バイクには、魅力あるバイクが多く存在し、一度大型バイクに乗ってしまうと、中型では味わえない加速感や所有感など、バイクに乗る選択肢が大幅にアップします。また、複数人でのツーリングに合わせる際も、大型免許を持っていれば周囲と合わせることが出来、交友の幅も広がります。大型バイクを所有せずとも、レンタルバイクで大型バイクをレンタルして乗りたい時に乗れるのもメリットです。

4つ目は、高速道路に乗る際は、大型免許での長距離走行が、本当に楽です。250ccなどの中型バイクでも問題なく走行は出来るのですが、ハンドルブレによる手の痺れや、振動による体の疲れも比較的大型バイクの方が一枚上手と思われます。

最後に、デメリットとしては、大型バイクを所有した際に車検などの固定費が増えてしまうことと、免許取得の費用が多くかかってしまうことです。

個人的には、バイクが好きな場合、色んなバイクに乗ってみたいという気持ちは、誰でも思うことだと思いますので、最初から大型免許を取得していれば、色んなバイクに乗りたいときに乗れるため、最終的にはお勧めできると思います。

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