
ホンダが、8月8日に油冷エンジン搭載CB300Fのインド市場での発売を公式発表しました。
最近では、インドスズキがジクサーSF250、ジクサー250、VストロームSXにて油冷エンジンを搭載したモデルを投入し話題になっています。
実際に、日本でもジクサーSF250、ジクサー250は発売されており、販売台数も伸びてきています。
今回は、日本で発売されるのでしょうか?ホンダが発売する油冷エンジン搭載CB300Fの情報を見ていきましょう!
ホンダCB300Fの特徴

総排気量:293cc
エンジン形式:油冷4ストOHC4バルブ単気筒
シート高:789mm
車両重量:139kg
インド市場での、最近でのトレンドとして300ccくらいのミドルクラスが人気になっています。
コンセプトとして、万能ミドルストリートファイターとして、1台あれば何でもこなすことが出来るように、このミドルクラス投入を選んでいると思われます。シート高もそれなりに低く、車両重量も139kgとインドの街中や荒野でも軽快な走行が出来そう。

写真を見てわかった方もいると思われますが、すでに発売されているホーネット2.0に容姿が似ており、同じく倒立フォークを採用していることから、インドでのストリートファイター人気が裏付けされています。



CB300Fのエンジンですが、新開発された4バルブ単気筒油冷エンジンです。前面にはオイルクーラーもあり、排気量は293ccで24.5馬力を出力します。インドでの主流になっていると思われますが、反転液晶でのコンパクトフルデジタルメーターを採用。速度計、ギアポジション、燃料系、時刻、トリップメーターなどシンプルに表示。さらに、スマホとの連携が取れるHondaスマートフォンボイスコントロールシステム(HSVCS)を搭載しています。
ライドに集中して接続を維持する HSVCS は、携帯電話を Bluetooth 経由で自転車に接続する独自のシステムであり、電話、メッセージの受信、音楽の再生、ナビゲーションの使用、天気の確認を行うことができます。音声プロンプトでサポートされているハンドルに取り付けられたスイッチユニットで操作できます。
ホンダビッグウィング



前後タイヤには、より楽しいライディングのため、ラジアルタイヤが採用されています。
また倒立フォーク・アシスト&スリッパークラッチなど豪華な装備も充実しています。アシスト&スリッパークラッチはコストも最近安くなってきているため導入されるバイクも増えてきていますね。
よりストリートファイターらしく、やんちゃでスポーティーな走りを実現できそうな装備です。
ホンダCB300Fのカラー・価格



現在、発表されているカラーリングは3カラーになります。
スポーツレッド、マットアクシスグレーメタリック、マットマーベルブルーメタリックが用意されています。個人的にはストファイと言えば、マットアクシスグレーメタリックのような落ち着いたブラックカラーがカッコよいと思います。
現地価格ですが、22万8900ルピーで設定されており、日本円で約390,000円前後になりそうです。
日本で発売されることは可能性的に無いと思いますが、販売されるとしたら。60万~65万の間くらいになりそうですね。
ホンダCB300Fのスペック

まとめ
個人的な感想ですが、インド市場でのトレンドや人気排気量などを考えて販売されることから、日本での発売がほぼ無いと思っています。
万が一日本での発売がされた場合に、買いたいか?と言われると微妙なところです。日本市場自体がこのスペックだと250ccで事足りること間違いなしのため、敢えて車検が必要な300ccのストリートファイターを購入する選択肢はなさそうです。
ただ、装備的にかなり充実しており、1台あれば何でもこなせるバイクとしては有りなのかなと思います。これから新開発した油冷エンジンを搭載した日本市場向けのインポートバイクが開発されることは可能性があると思いますので、インドホンダに期待しましょう。
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